烏賊下足屋台

ついったーに収まりきらないお気持ちぶち撒け広場

不幸の先に光を掴み取ってほしい

お久しぶりです。ほんとうに、お久しぶりです。

ツイッターで書くには長いような文章を投稿するために始めた当ブログも、最近では収まる程度に一つ一つの文章を書けるようになってしまったせいでご覧の有様。さぁ何年放置したかわからない、ホコリまみれのボロ屋敷。久方ぶりの訪れに、先ずはハタキをかけようか。

 

で、何してたんだって話なんですが、VTuberにハマったりFF14を始めてみたりグラブルにお熱だったりしてました。他のソシャゲは知らん。なのはコラボが来たときに頑張ってリセマラしたりしてるぐらいです。

で、本題。タイトルに不穏なこと書いてますが、これは私の基本的な推しに対する姿勢です。作品の人物であったり、実在(バーチャルにこの表現が当てはまるかはさておき)の人物だったりしますが、基本的に私がSSを書くときは落として上げる方法になります。

本編中や、そもそも生い立ちが過酷だったりで既にひどい目にあっている場合はそこを始点に上向きにします。実は状況は全然変わってないし、依然絶望的な環境だったりするんですけど、せめて心だけは上向きに、明るく。絶望を前にしてなお笑っていてほしいんです。ほんとです。

よくこれを言うとそもそも過酷な環境に追いやるなよとか最初からハッピーじゃいけないのかよとか人でなしとか、そりゃ酷いことを言われます。が、甘んじて受けましょう。だって(創作の中とはいえ)追い込んでいるのは私自身です。そりゃ非難だってされます。仕方ありません。

私は文章書きですが、二次創作の民です。一次創作はとても苦手としています。そもそも長文を書くのが苦手です。大抵の場合2000字に収まる程度の一口サイズの文章です。バッと書いて、書き切れる程度のサイズしかちゃんと書く集中が持ちません。その中で、主体となっている人物を過酷な環境に置き、それでもなお上を、前を向いていくという気概を見せる、というのがテーマになることが多いです。

誤解のないようにもう一度書きますが、私は基本的に推しには幸せになってほしいし、いつも笑っていてほしいんです。ただ、人間その顔一枚ではないから、裏にはたくさんの苦悩や涙があったりすると思うんです。普段絶対に見せないであろう、そういう顔を書きたいだけなんです。悪役はよく、希望から絶望に変わる瞬間が良いとか言いますよね。私はその逆なんです。困難や逆境や、その他様々な障害を前にしても、泣き叫びながらもしっかり前を見据えて、無理矢理に笑うような顔が好きなんです。起承転結の「転」の最後のほうが一番好きなんです。でもそれはしっかりした土台を、前の段階で作っているからこその最高の展開なんですよね。

あとこれも誤解されることがあるんですが、私は登場人物を殺すことは殆どの場合でしません。だってその不幸は非可逆だから。ですが物語が始まる時点で既に故人である場合や、二次創作の場合は作中で既に喪われた人物である場合を除きます。だから私が別れを描くことは、滅多にありません。一時的な理由で離別していたり、大切な人が昏睡状態だったりってくらいです。他界してないから余計に地獄?それは物語中の人物の尺度でしか分かりません。読者(作者)側が外野から憐れむのは、それこそ失礼です。死は最も丁寧かつ慎重に扱わなければならない要素です。そういう作風なら良いのですが、私はその手のタイプではないので死の描写は苦手なのです。

一通り自分語りしているわけですが、ここまで読んで頂いている方は察しているかもしれません。私は一人称視点の地の文が大好きです。めっちゃ書きます。殆どがこれと言っても差支えない程度には心理描写が多いです。むしろセリフの応酬が苦手です。5往復くらい会話が続くと不安になるので、ちょいちょい地の文を挟みます。だーっと文字が並んでいるのが大好きなんです。ごめんなさいね。多分、流行りの文章の形ではないと思います。主人公は転生もしなければ無双しないし、ヒロインはたくさん出てこないし、そもそも二次創作だからいっぱい出せないや。あとは普通に多人数を同じシーンに書くのはとても苦手。一対一の関係性が好きっていうのもあるので、同じシーンに二人以上登場することは稀です。で、私の書く分量だとワンシーン書くのが精一杯なので、そういうことです。

珍しく長く書いたなぁとか思ったら、まだ2000字に到達していませんでした。もし私がライター職だったら、きっと仕事干されるでしょうね。そういう職につこうかなと思った時期もありましたけど、そもそも書きたくない文章も書かされるというのは、たとえお金をもらってもやりたくないので、速攻転職サイト巡りですね。てかそんな文章、書ける気がしないわ。

 

そういうわけで、来年は頑張って引っ越ししたりしたいなーと思って日々を生きています。再来年は転職も視野に入れたい。そのために貯金しなきゃ。頑張って生きます。ぼくは頑張りませんけど。