烏賊下足屋台

ついったーに収まりきらないお気持ちぶち撒け広場

私が○○するためにしたn個のこと(nは自然数)


というタイトルの記事が嫌い、という話をしたら、友人曰くそういうタイトルでなければそもそも読まれないらしい、ということを聞きました。
上記のある種テンプレじみたタイトルは、大方意識高い系のブログ。やれお金を貯める溜めに行ったたった3つのことだとか、なんだとか。確かにキャッチーだしわかりやすい。タイトルを見たら一目瞭然ですから。ただ、どうにも引っかかる。何故こうも中身はともかくタイトルに軽くアレルギーを起こしてしまうのでしょうか。そこで一つ思い当たったことが、昨今の流行りのラノベと同じなのです。異世界に行ってゼロからやり直したりハーレムしたり修羅場過ぎたりするような、アレです。それでも今の流行りなだけで、内容は普通に面白かったりするんですよ。それはいくら私でも知ってますし、責め立てる理由も権利もありません。
キャッチーさって、時代とともに移り変わるものです。例えば私のラノベ黄金時代では、簡潔なタイトルが好まれたように思います。「灼眼のシャナ」「キノの旅」「とある魔術の禁書目録」etc... とにかく、スパッとリズムよく読めるタイトルが多かった。ところで現代っ子禁書目録をインデックスってスラスラ読めるんでしょうか?
では今はどうでしょう、長いタイトルのラノベ、本当に多くなりましたよね。それが悪いわけでもなんでも無いんですが、その流行りの一方で簡潔なタイトルもまた存在し人気を博しています。SAOとかね。

結局ラノベもブログも、結果的に売れなきゃ(稼げなきゃ)ゴミ、駄作と判断されるものです。つまり、その時代に合った内容かつトレンドのキャッチーさを持ったものが量産されるってのは、どこの世界も同じなんだなぁとおもった次第です。

ひょっとしたら、異世界でもこんな感じなのかな。